目からウロコの戦国時代

2009/1/3 土曜日 – 15:14:30


書名:目からウロコの戦国時代―史料から読み解く、武将たちの本当の舞台裏
著者:谷口克広

自分史を書くうえで、市販の書籍は参考になります。
市販の書籍は、プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に書くときのお手本になるに違いありません。
自分の知識と経験を綴るカタチの自分史を書くときも参考文献は必要です。
ここではわたしが読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を書く際の参考情報になれば幸いです。

48項目にわたる、歴史雑学。
そのうちのいくつかは、間違って伝わってみんなそう思い込んでいるもの。
例えば、毛利元就の3本の矢。
臨終の間際にいったらしいが、そのときすでに長男の隆元は死んでいたらしい!

武田信玄の肖像画が間違いというのは聞いていた。
この本には書いていないけど、楠木正成も足利尊氏も違うらしい。

なるほど、そういうことだったのかと感心したのは、
人名を間違う理由。確かに伝聞で聞いた話を書き残しただけなら、また書き残した人もおもしろ話を書くつもりであれば、気にしないだろう。

雑学本なので、肩肘張らずに谷口さんも記述している。
そうなのだ。谷口さんは主張を抑え気味にすれば、説得力と知識のある文を書く人なのだ。

チョイ上の自分史わたし本なら文研ビズ

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