利益重視型マーケティングBRM

2008/4/10 木曜日 – 14:53:23

書名:利益重視型マーケティングBRM~「人口減少」時代の新しい売り方~
著者:桑畑穣太郎

自分史を作成するうえで、市販の書籍を参考にすることはよいことだと思います。もちろん度を超して盗作になってはいけません。
プロの作家がプロの編集者と二人三脚で出版した本ですから、自分史作成の基本要素である、テーマ・題材・構成・文章表現、いずれも自分史を実際に作成するときのお手本になるに違いありません。
また自分史として自分の知識と経験を綴るにしても、情報収集は必要です。取材に行くこともあるでしょうし、参考文献を読破するも必要なことです。
ここではわたし、野見山肇が読んだ本を感想文のカタチで紹介します。自分史を作成する際の参考情報になれば幸いです。

CRMということばは知っていたが、BRMというのは初めて聞いた。新しい流行なのか!と思い読んでみた。
ブランド・リレーションシップ・マネジメントの略だそうだ。

でも聞いたことないな-と思っていたら、それもそのはず。この本を書いた桑畑さんの会社が商標登録している。
それと「利益重視型マーケティング」とどんな関係があるのか、最後の最後までわからなかった。
もちろん、「BRMを実践して成功すれば利益を確保できますよ!」というつながりは無視して。

ブランド作りが大事というコンサルティングは果たしてコンサルティングなのだろうか?
ブランドで商売することが有利なビジネスと、ブランドが不要なビジネスを整理しなくてよいのだろうか?

真のブランド作りには、地道にお客様のことを考えた行動の積み重ねですよというのは、コンサルティングなのだろうか?
周知の不変の事実をいうのでは、コンサルティングは何を情報提供しているのだろうか?

個々の事例を説明することが、コンサルティングなのだろうか?
個々の現象から、汎用的なノウハウを探り出し、そのノウハウをクライアントに適用させるのがコンサルティングなのではなかろうか?

そんなことを考えると、本でマーケティングノウハウを仕入れるのは、虫の良い話ということになるような気がするが、実際そんな虫の良い本も市場に出ているのだから。

やたら改行の多い本だと思っていたが、そういう本は要注意ということかもしれない。

ただし、この本のどこにもウソはない。

チョイ上の自分史わたし本なら文研ビズ

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